WEB事業部の櫻井です。
「何だか最近、子供も私も咳と鼻水が止まらなくてー・・」と言う友達が周りに何人かいます。30度近い暑い日かと思えば20度程度の肌寒い日もあり体調管理もままならないですよね。でもその鼻水や咳、ダニアレルギーの可能性はありませんか?秋はダニが家の中に一番溜まる時期なんです。
10月、家の中はダニがいっぱい
ダニアレルギーで起こる気管支喘息・アレルギー性鼻炎・アレルギー性皮膚炎。
アレルギーの原因はダニそのものではなくダニの糞や死骸なのですが、5月頃から夏にかけて室内で大量に繁殖したダニの死滅が始まるのが涼しくなる10月頃。
まだ生きているダニと、ダニの死骸や糞が家の中でうじゃうじゃとするこの時期に、ダニアレルギーで咳や鼻水、喘息の症状が出る人が多いそうです。
ダニ自体には体の中に水分があるので比較的重さがありますが、アレルゲンであるダニの糞や死骸は元々小さいく、乾燥することにより更に粉々(浮遊粒子状物質)となり軽くなります。浮遊粒子状物質となったアレルゲンは少しの衝撃で空気中に舞ってしまうので、それを吸うことにより粘膜や鼻毛をすり抜けて体内に入っていってアレルギー症状が表れます。
ダニ退治。どんな対策をすべきか?
ダニアレルギー対策で一番大切なことは、やはり頻繁な掃除と洗濯になります。
- フローリングは掃除機をかけて水拭きを
- シーツやカバー、カーテン、絨毯はこまめな洗濯を
- 布団は天日干し&布団クリーナー等を使用
- ソファも定期的な掃除を
天日干しをした布団のいい匂い。でもその匂いは「ダニの死骸と糞の匂い」という噂の真相
よく布団を天日干しした後に、「あ~おひさまのいい匂いがする~!!」と顔をうずめて匂いを嗅ぐ人がいますよね?実は私もそのタイプだったのですが、数年前に友人から、
「そのおひさまの匂いっていうの、実はダニの死骸や糞の匂いなんだよ」
と教えてもらってからはすっかり布団の匂いを嗅がなくなっていました。でも実はこの噂、真実ではないらしいですね。
今回このダニアレルギーの記事を書くにあたり色々調べてみたのですが、天日干しをした布団のあの匂いは、汗・脂肪・洗剤などの成分が太陽の熱・光によって分解された結果発生する匂いらしいです。
汗や脂肪の成分の匂いっていうのもそれはそれで嫌ですが、ダニの死骸や糞よりはマシだと思ったのは私だけでしょうか。
10月に向けて天気のいい日に布団を干したいところですが、台風24号の影響か川崎市麻生区・川崎市多摩区はしばらくお天気が良くなさそうですね。とりあえず布団クリーナーだけでもやっておこうと思います。