これからワンコを迎える方も、既に家族の一員の方も是非読んで頂きたい!犬のプロから学ぼう!わん!わん!コラム

日向ぼっこにうっとりの犬

わんこと太陽

ドッグトレーナーのコラム

12月も目前。北風、木枯らしの季節。太陽の出ている日は、日光を求めてわんこもにゃんこも日向ぼっこ。全身がソーラーパネルのように見えます。

日向ぼっこをする犬や猫

私は寒さにめっぽう弱いので北風は苦手です。でも北風が吹いていても太陽が出てれば幸せ気分。しかもわんことにゃんことみんなで日向ぼっこできると、心も体もホンワカして更に幸せ気分です。(気持ちがピリッと引き締まるので北風も嫌いなわけではないのです)

さて北風と太陽、ときたらイソップ物語の「北風と太陽」が思い浮かびます。私は日頃から理想として「太陽の存在でありたい」というイメージ像があります。現実はなかなかその通りにはいかないものですが。

物語は「どちらが旅人の上着を脱がすことができるか」という旅人には大迷惑な(笑)力比べのお話です。先に仕掛けたのは北風。ビュービュー突風を吹かせて旅人の上着を吹き飛ばそうとします。しかし旅人は寒さから上着をしっかりと押さえてしまい北風は上着を飛ばすことができません。すると太陽が日光をサンサンと照らし暑くなって旅人は自ら上着を脱ぎこの勝負は太陽の勝ち、というあらすじでした。

私はいろんなことをわんこに置き換えて考える癖がありまして、やはりこの物語を「わんことの接し方」に重ねてしまいます。
北風のように力づくだったり冷たく厳しい態度で相手や物事を動かそうとしたりすると、上手くいかないどころかより頑なになったり表面上では上手くいったように見えても実は真逆の結果が待っていたりします。
太陽のように暖かく見守りわんこが自ら行動しやすくするためにはどうしたら良いかを考えた堅実な進めた方が最終的に良い結果をもたらす、太陽作戦であると思いました。

ただ、太陽だって行きすぎれば干ばつや熱中症で悩まされます。何ごともバランスが大切とも感じます。全体バランスを見ると「絶対太陽だけが良い!」と言いたい訳ではありませんが、やはりわんこにとっての「太陽の存在でありたい」と思います。

太陽を見上げると眩しさから自然と目を細めるものですが、なぜか口元もニッコリ緩むものです。なので太陽をみると笑顔になります。
そんな風に微笑み合えるわんことひとでいたいな~というのが私の理想です。そしてそんな微笑み合えるわんこと飼い主さんを増やしていきたいな~というのも私の目標です!

犬と日向ぼっこしてお昼寝

番外編:そもそも北風と太陽はなぜ「旅人の服を脱がす」というルールで合意したのでしょうか。これが逆の「旅人に服を着せる」だったり別のルールだったら…。もしかしたら北風が有利だったかもしれないな~、と妄想が止まらないのでした


わんわんコラムの著者紹介

WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋美和プロフィール
WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋の生い立ちから現在・・・1979年12月:誕生。先代犬メリー(柴犬)に色々と教えられる 1996年11月:認知症等の介護の末、18歳でメリー大往生 1998年4月:動物の専門学校へ入学…目標を見失い約1年程授業に身が入らず 1999年夏:犬の問題行動に興味を持ち勉強再始動。師となる英国式家庭犬トレーニングの森山先生と出会う 1999年11月:里親として愛犬といちを家族に迎える 2001年3月:専門学校卒業。森山先生を師事し共に活動。その後、辻も加わる 2003年3月:森山先生、辻と共に英国APDT協会のトレーナー資格取得 2007年1月:辻と独立、ウェルビードッグスクールを立ち上げる

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