冬休み中に風邪を引き、どうもこじらせてしまって声が出なくなってしまった不動産コラム担当の徳山1号であります。
新年のお休みを利用して、物件内見をご予定されていたお客様には、誠に申し訳なくご迷惑をおかけしております。うつしてはいけませんので、万全の体調で、ご案内させて頂きたく、もうしばらくお待ち頂ければと思います。ピカピカの新規物件が出てきた際は、すぐにお知らせ致します。
本年は、もう少しペースアップして皆様のお役に立ちます記事を上げていきたいと思っております。本年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。
冬に売れる不動産のイメージ
さて、表題に書きました冬に売れる不動産ですが、
イメージと致しましては、
- 日当たりが良い立地(☀)
- 南向きで明るい(☀)
- 南側ひな壇の地形
- 気密性が高く、温めた温度がさがりにくい
- 新築など新しいおうち・お部屋
- 駅やお買い物に便利(寒いのでパッと行ってすぐ帰れる!)
- マンションも戸建も新築が多い(各社3月決算で竣工を間に合わせる!)
・・・等が考えられそうです。
外に出歩けないので、少々調べてみますと意外な事がわかりました。
マンション成約データとあわせて見てみましょう
関東地区のマンション成約件数の月別割合
やはり3月は強いですね。1月2月というのは、不動産屋の稼働日数が少ない割には、多くなっています。
次にこちらの表をご覧下さい。
季節別・川崎市麻生区と多摩区におけるマンション成約データ
季節別のマンション成約件数の割合をメインバルコニーの向きで分類したものです。
※バルコニーの向きが未登録または不明の物件を全体データから一部除いております。
冬は南向きの温かいマンションが売れるイメージでしたが、上の表を見ていただければ分かるように、夏と冬で割合に差はほとんど見られません!
【南向きマンション】
麻生区・多摩区の1年間で南向きだけで100件以上の成約データがある中で、この数値は意外でした。いや決して売れていないわけではないのです。一年を通して売れてはいるのです。イメージが圧倒的だったというだけで、年間を通して売れているのです。
もしかしたら、今年だけが相違していた場合もありますので、この件に関しては、更に検証していきたいと思います。
西向きのマンションを売るなら冬!というのは、イメージ・格言通りですね。
(北・北東・北西向きのマンションについては、成約データが少ないため、検証外とさせて頂きます。売れていないわけではありません。)
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