このたび、2019年台風15号の影響で大きな被害が出ています。お亡くなりになられた方へ心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、悲しみの中にありますみなさまに、心からのお悔やみ申し上げます。
また、２日経った今でも続いている停電や断水等々、被害に遭われている方々や地域の一日も早い回復と復興をお祈り申し上げます。

今回の台風15号については、私は、正直甘く見ていました。発生から上陸までの期間が比較的短く感じましたので、それほど発達できないだろうと思っていました。
上陸の３日前までは気圧もそこまで低くなく（周辺との気圧差も）、大きさもそれほどではなかったので、テレビの天気予報で言う「だんだん発達してくる恐れもあるので、警戒を」という言葉も、いつもの呼びかけね！みたいな感じで捉えていたところもあります。上陸する数日感で急速に発達し、まさかここまで被害を拡大させるとは思っていませんでした。

私の自宅では、大きな被害はなく、エアコンの配管カバーがお隣の庭に飛んで行ったくらいですんだのですが、上陸した千葉県を中心に、神奈川でも横須賀や鎌倉の友達やお客様からは、倒木や隣家の瓦が飛んできたなど相当な被害が出ています。倒木による電車の運休や、停電から信号が使えないことによる交通渋滞も、３日目になる今でも混乱しているところがあるようです。

停電情報は東京電力パワーグリッド「停電情報」ページで確認できます。

このページの「地図から検索」を押すと、まずサービスエリア全域表示になり、どの県が何軒くらい停電しているか確認できます。

さらに、各県ごとの詳細を見たい場合は、ページ上部の各県名を押します。（例：千葉県の停電マップ）

台風等で被害に遭ったら

もし、家に台風の影響で傷がついてしまったり、壊れてしまったなどの被害があった場合は、写真を撮っておいて下さい。

火災保険に入っていらっしゃる方は、被害の状況や、加入している火災保険の内容によっては、保険が適用できるかも知れません。屋根がなくなったなど、緊急を要する場合は、真っ先に工事を頼んでしまうかも知れませんが、写真と見積もりがないと、火災保険を請求できなくなる恐れがあります（請求できる可能性は、ほとんどなくなってしまうと言っていいかもしれません）。
ショックで、いろいろな事を考えられなくなってしまうと思いますが、このブログを読んだ方は是非、頭の片隅に入れておいて頂ければと思います。

また、被害に遭われたお友達の方がいらっしゃる場合にも、

この３点をお知らせしてあげて頂ければ幸いです。

我が家の配管カバー破損事故・・・このくらいですと、免責金額の中で収まってしまいそうです💦自分で補修します！！！
※免責金額は契約時に選択可能でした！
【免責金額とは・・・支払保険金の計算にあたって、損害の額から差し引く金額で、被保険者の自己負担となる金額をいいます。】

【追記 2019年9月23日】

先ほど、フジＴＶのグッディ！で、
※写真の撮り方次第で「全損扱い」か、「一部損壊」か写真で証明できないと、いくら言葉で説明してもダメだったという被災者様と罹災（りさい）証明を出す役所とのやり取りについて報道がありました。
上記ブログで説明不足だったと思いますので、補足させて頂きたいと思います。

火災保険の場合、基本は調査員が現地を見て確認するのが原則です。
そして、写真は、

とにかく沢山、そして、冷静に遠目からの写真や近くから接写した写真、ほどよく離れた写真、出来れば繋がりがわかる写真や、日付のわかるものなどを撮っておいて下さい。

ずっと一緒に暮らしていた家が被災するのはつらいでしょうが、火災保険に入っていればお金で解決できるものは、なんとかなりますので、落ち着いて行動して頂ければと思います。（火災保険を受け取る為には、保険金のご請求が必要になります。まずは、加入している保険会社か加入した保険代理店にご連絡し、保険金請求書を送ってもらって下さい。）

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