不動産を安く買う方法!?

不動産コラム

不動産を安く買う方法!?

20131204不動産を高く売る方法を書いたすぐ後に安く買う方法を書きます。

語弊があるので、こんなタイトルをつけてしまった事をちょっと後悔していたりもしますが、誤解を恐れず書いて参りたいと思います。

ちまたでは、安く買う方法をいろいろ出しています。

  • 物件価格を安くする方法
  • 諸費用を安くする方法
  • リフォーム費用を安くする方法

この辺りが主なものです。

ここでは、よく言われる手法

  • 「価格交渉を最低5%引きから始めて、落としどころを見つけて下さい」
  • 「一切値引きに応じない売主様からは、買いません」
  • 「申し込み直前で値引きを依頼する」
  • ・・・

このような事を並べるつもりはありません。

一番は、何のために買うのでしょうか?ということなのです。

売主様は敵ではありません。ましてや物件を気に入ったからこそ買おうとしている、その物件を作ったオーナーなのです。既存住宅(中古物件)であれば、顔を合わせているかもしれません。その中で、急に「ここの部分汚かったから、安くして欲しい」と言われたなら、売主様も人情というものがでてもおかしくありません。

また、ご案内途中に、一つ一つ「ここは嫌なところ」とか欠点を指摘される方がいらっしゃいます。
売主様がいない時に、仲介担当者だけに、言うようにしましょう。
お客様自身の希望しているところや嫌なところを担当者にわかってもらうことはいいことです。しかしながら、売主様のいるところで言ってしまうと、「気に入ってない方に、わざわざ安く売らないでヨ」と言われてしまいます。ひどい場合は、「あの人だけには売りたくない」という場合さえありますので、ご注意下さい。

ここがいい、好き、というところを、素直に告げた方が、気持ちのいいものです。

ただ、値下げして欲しい理由だけは、しっかりと担当者に伝えましょう。

そして、条件の中で譲れるところと譲れないところ
例えば、「価格は○○までしか出せませんが、気に入っているので、引き渡し時期は長くても待ちます。」とか、逆にすぐお金が欲しいという売り主様には、急いでローンの組み立てをするということもあります。

そのために、住宅ローンの事前審査を行い、金融機関から書面で承諾をもらっておくことは、特にお薦めします。費用をかけずに、売主様サイドへの安心材料を提供できるからです。

もう、一点しいてあげれば、次点の物件もみつけておく事です。気に入った物件がたった一つしかないと、交渉がまとまらなかった時のショックが大きくなるという点もありますので。

交渉事は、一方的では、まとまるものもまとまりません。相手方のことも考えて、自分の希望も叶えられれば一番です。

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