軟弱地盤
新聞記事等などで、軟弱地盤等についての記事が出ておりました。またお客様からもご質問がございましたので、一部お答えさせて頂きます。
多摩丘陵と言われる、当社周辺(小田急線沿線~田園都市線沿線)でも、盛土や谷の埋め立てにより造成した宅地等が、多々あるようです。
横浜市等の場合、昭和初期の古地図等がインターネット上で見ることができます。
http://www.city.yokohama.jp/me/machi/kikaku/cityplan/gis/3000map.html
古地図上で谷になっているところが、現状、平坦になっているとすれば、ご注意下さい。
地盤改良工事をどこまで進めなければならないのか、判断材料が欲しいところです。 液状化マップなども公開されていますので、ひとつの目安にして頂ければと存じます。
http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/kikikanri/ekijouka-map/
浸水等被害状況
その他に、浸水被害状況も、
http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/kikikanri/saigai/
こちらのサイトで丁目までは調べられるのですが、詳細は、関内の横浜市役所に行って調べないとわかりません。
ハザードマップ
ハザードマップには大きな川の氾濫による被害状況の予測を記してあります。
【横浜市:土砂災害ハザードマップ】
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenchiku/guid/takuchi/gake/hmap/
【国土交通省】ハザードマップメインサイト
http://www1.gsi.go.jp/geowww/disapotal/index.html
都市計画・道路種別
http://wwwm.city.yokohama.lg.jp/
不動産特に、土地・一戸建を購入する際に一番重要な点は、道路との接続状況です。大型分譲地であれば、まず間違いはありませんが、家が建てられないところもあります。ここだけはとにかく要チェックなのです。
ちなみに、前記の方の検討物件の町名別災害被害状況を調べたところ、30年間で
・床下浸水8件
・床上浸水4件
・浸水1件
・一部破損2件
・その他3件
以上が、検討物件と同じ「丁目」で報告されていることが分かりました。同じ「丁目」内でも、坂の途中であったり、浸水しやすい場所など、地形に大きく影響されますので、詳細については更に市役所等で調べて行かなければなりません。
不動産の仲介業務は、調査に始まり調査に終わると、師匠に教わったものです。 痒いところに手の届く営業マンでありたいと、いつも思っております。
調査は、上だけでなく、市役所・法務局・建築局・水道局・緑事務所・現地・古地図など、全て完璧に行い、お届けしてまいります。
今後とも、宜しくお願い致します。