これからワンコを迎える方も、既に家族の一員の方も是非読んで頂きたい!犬のプロから学ぼう!わん!わん!コラム

笑顔で嬉しさを伝えてくれるわんこ

わんこに言霊

ドッグトレーナーのコラム

「わんことお話できたらな~」なんて考えたことのある方も多いのではないでしょうか。

わんこは「言語」を持ち合わせていませんので、人間の言葉でお返事はしてくれません。
ただ、「ボディランゲージ」「表情」「行動」などを用いて、「考えていること」「思っていること」などを表現してくれています。

ドッグホテルでのお預かりわんこ達とのお散歩でのことです。毎朝いろんな方から声を掛けてもらえます。
私の分とわんこ分と2回「おはよう!おはよう!」と挨拶してくださる方。
一緒に歩いているわんこも「あのおじさん、アタシにもおはようって言ったよ♪」って笑顔で嬉しさを伝えてくれるわんこもいます。

笑顔で嬉しさを伝えてくれるわんこ

中には「あら、今日連れてる子は太っているわね」と、ある意味素直な感想を言ってくる人もいます。わんこは「そんなことないも~ん」とでも言いたげに地面の匂いを嗅いでいます。その人が通り過ぎてから「あのおばちゃん失礼だねー。あなたはかわいいから心配ないよ~。」なんて言いながらお散歩を再開したりします。

先日、生徒さんが言っていたことにとても共感してしまいました。
お散歩の途中でわん友さん達が集まり、わんこ達と一緒に井戸端会議をしていた時のこと。
みんなが会話の中で何度となくわんこ達のことを「もう年よねー」というような話題だったそうです。
その時、わんこ達の反応を見ていたそうですが、何気なくよそ見したり、草をつまんだりしてよそよそしく居心地の悪さを表現していたそうです。
「年とった」と何度も言われ「…やだな~」とため息ついている感じだったそうです。その光景が目に浮かんできました。

ため息ついている感じの犬

人間でもそうですが、悪く言われたり自分のどうにもできないことなどを言われたら、良い気分ではありません。
「犬だから何言っているかわからないでしょ」と思う方がいるかもしれませんが、わんこは思っている以上に理解していることが多いと感じます。

前回のコラムでも触れましたが先代のわんこやご近所のわんこと比べてしまうと「自分のことを悪く言われているなんとなく居心地の悪い空気」というのをわんこは敏感に感じます。大抵そういう時は目を合わせません。
飼い主さんが自分をよく思っていない空気というのが伝わってしまうのです。

以前かなり驚いたことがあるのですが、ある飼い主さんから「私はうちの子を信じていませんので」とキッパリ言われたことがありました。
またある飼い主さんからは「この子は底意地が悪い。今まで飼った中で一番悪い」と、どちらも結構本気でけなしていました。

う~ん。どちらの方も一応かわいがって一緒に暮らしているのですが。
飼い主という一番の存在、よりどころであるべき飼い主さんからこんなことを言われてしまった子はどんな気持ちか…。やはり目を合わせず適当なことをして聞かないふりをしているようでした。

思い込み言霊。
もちろん一気にできないこともありますが、「できない」と決めつけてしまう飼い主さんの思い込み言霊もあります。

飼い主さん「うちの犬はどんなに教えてもお手ができない」…でも、あっさり覚えたわんこを知っています。
飼い主さん「うちのは怖がりだから絶対ハウスになんか入らない」…無理強いせず教え安全で居心地の良い場所だと分かったら超お気に入りの場所になったわんこもいました。

いろいろなことに「楽しそうだよ、やってみよう!」、「あなたならできるよ!いつかは!」というスタンスで接するのもお勧めです。
(チャレンジすることは大切と思いますが、わんこと息を合わせてというのがキーポイントですので飼い主さんの押しつけはあまりよろしくありません。)

また、「言霊」は中身が入っていなければあまり成立しません。
「じょーず」と言っても本当に上手と思っていなければ褒め効果は半減です。
「上手!(うっとり♪)」だといい感じではないでしょうか!

そう言えば、もらえると思った言霊をもらえずショックを受けるわんこもちょっとかわいいものです。
毎日「かわいい」という言霊をもらっているわんこが、道ですれ違う知らない人に自信満々で「あたしかわいいでしょ」と歩いていたら、何も言われなかった(ただの通りすがりの人ですから…)時の「ガーン…えーアタシにかわいいって言わないなんてウソでしょ。。。」っていう顔がたまらなく愛おしく「大丈夫、大丈夫かわいいよ。あの人忙しいみたいね」と笑顔で励ますと私の株があがるのです(笑)

言霊

言霊変換を勧めることもあります。例えば「謝るより感謝」。

いつも留守番ばかりで申し訳ない、という気持ちから「ごめんね」を連発し、かわいそう、申し訳ない、とネガティブな言霊ばかりになってしまう飼い主さんがいました。
そのわんこにとって留守番は嫌いではなくただ暇なだけ。もちろんその飼い主さんも毎日のお散歩、留守番時の退屈しのぎグッズなどきちんと出来うることはやっていました。なのであとは飼い主さんのお気持ちですよ、と。
巣を守り待っていることもある意味お仕事。帰宅時に「待たせてごめん」ではなく「しっかり守って待っていてくれてありがとね!」というような言霊変換です。

飼い主さんの心も軽くなっただけでなく、お出迎えの際のわんこの姿が心なしか誇らしげになったそうです。

「ありがとう」の言霊。毎日わんこに送ってあげたいものです。


わんわんコラムの著者紹介

WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋美和プロフィール
WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋の生い立ちから現在・・・1979年12月:誕生。先代犬メリー(柴犬)に色々と教えられる 1996年11月:認知症等の介護の末、18歳でメリー大往生 1998年4月:動物の専門学校へ入学…目標を見失い約1年程授業に身が入らず 1999年夏:犬の問題行動に興味を持ち勉強再始動。師となる英国式家庭犬トレーニングの森山先生と出会う 1999年11月:里親として愛犬といちを家族に迎える 2001年3月:専門学校卒業。森山先生を師事し共に活動。その後、辻も加わる 2003年3月:森山先生、辻と共に英国APDT協会のトレーナー資格取得 2007年1月:辻と独立、ウェルビードッグスクールを立ち上げる

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