WEB事業部の櫻井です。
先日、とある業者の方がお見えになり、ZEH(ゼッチ)について説明されていきました。「これからの時代は、”省エネ“だけではなく、”創エネ“も必要なんです。ZEHにすることにより、今よりも光熱費を大幅に削減させることが可能なんです!」とのこと。
ZEH(ゼッチ)とは?
ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、住まいの断熱性を高め高効率設備で省エネした上で、太陽光発電でエネルギーを創ることにより年間の一次消費エネルギーを正味ゼロにするというものです。簡単に言うと、「使う電力よりも創る電力を多くしましょう!」というお話。
経済産業省は2020年までにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の50%以上を、2030年までには新築住宅の平均でZEH実現を目指すと言っています。
詳しくはこちら「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について」
ZEHにするメリットとは
ZEHが何なのかわかったところで、業者の方からは下記を勧められました。
- エコキュートの導入
- 太陽光発電の設置
- (ガスコンロにこだわりがないのなら)IHコンロへの変更
去年9月に建売戸建に引っ越してきてから先月までの電気・ガス代を合わせた平均は約16,000円/月。
それを踏まえて、上記に変更することで得られるメリットは、
- ガス代がなくなる(我が家はガス式床暖房なので、床暖房抜きでのお話)
- 太陽光発電にするので電気を買わなくて済む
- 毎月4,000円近く売電できる可能性がある
- 設備費用-売電分 = 約16,000円 / 月
- 設備費用を払い終えた後は、毎月売電分がプラスの利益になる
- 夜間(1~5時)の電気代が今よりも半分くらい安くなる
- 災害時の停電時には蓄電された電気を使うことができるので、ライフラインの確保ができる
※上記金額はあくまで概算。
我が家をZEHにすることは可能なのか?
メリットが多く挙げられるZEHですが、我が家のような既存住宅をZEHにするには適合条件がいくつかあるとのことです。
- 屋根の材質
- 屋根の厚さ
- エコキュート設置場所の確保(冷蔵庫ほどの大きさ)
- 陽当たり(気象庁と連携しているので日照データを詳しく解析するそうです)
- 屋根の角度、広さ
上記調査をするために、後日工事担当の方がいらっしゃることになり、
- 点検口に侵入(我が家はお風呂場)
- 屋根裏への点検口に侵入
- 屋根に上る
- 立面図の確認
- ガスコンロの大きさを計測
- エコキュート設置場所の確認
等をされるそうです(調査は無料)。
この調査結果をもって我が家はZEHにできるのか、発電はどのくらいできるのか、太陽光発電のメーカーはどこのものになるのか等、詳しいことがわかるそうです。
またレポートします。