WEB事業部の櫻井です。
もうご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、向ヶ丘遊園の跡地利用に関する開発計画が2018年11月末に発表されました。その内容が個人的にとても魅力的だったので一人でも多くの方に知って頂ければ・・・と思います。
向ヶ丘遊園とは?
川崎市多摩区長尾2丁目で1927年から2002年まで営業されていた小田急電鉄系の遊園地。「花と緑の遊園地」として四季折々の花が園内に広がっており、バラ苑やウメ園などの他、大観覧車や宙返りコースター等の遊具施設、ミニ動物園や鉄道資料館等もあり、当時はたくさんの来場者で賑わっていましたが、多くの方に惜しまれつつ2002年3月に閉園しました。
向ヶ丘遊園跡地の一部は現在、藤子・F・不二雄ミュージアムとなっております。
発表された向ヶ丘遊園跡地の利用計画内容
2002年の閉園後に何度か跡地利用計画案が持ち上がりましたが、周辺住民の反対運動等があり計画がなかなか進んでいなかったのですが、2018年11月30日に新たな開発計画が発表されました。
開発コンセプトは、「人と自然が回復しあう丘」。開発区域約162,700㎡の巨大な跡地全体を「商業施設エリア」「温浴施設エリア」「自然体験エリア」の3つのゾーンに分けるそうです。
1. 商業施設エリア
買い物や飲食等をゆっくりとくつろぎながらできるエリア。
分棟型の建築様式を基本とし、現状の住宅地に不足する「ちょっとした非日常感」のある施設が森の中に広がるイメージで作られる予定です。開放的なエリアで大きなスケールになるそうです。
2. 温浴施設エリア
伝統的な温泉旅館を連想させる、日本家屋様式の特徴ある温浴施設が森の中にできるイメージです。都心までの景色を眺望できる露天風呂や、都心周辺では珍しい貸切個室風呂の他に、着衣サウナなどが揃う施設になる予定です。
3. 自然体験エリア
これまでの生田緑地にはない、アウトドア系の施設やグリーンショップ等ができるエリア。グランピングやキャンプ等の宿泊機能の他に、様々なイベントも開催される予定です。
工事はいつから?完成はいつ?
今後の予定としては、2021年度に基盤整備工事着手、2022年度に建物建設工事着手、そして2023年度に完成となっています。
川崎市多摩区民の私としては近所にこのような施設ができるのがとても嬉しく思います。公園で子供達といっぱい遊んで汗をかいたら、温泉に浸かって、夜はキャンプでお泊り・・・想像しただけでもワクワクしてしまいます。
生田緑地周辺の物価も少し上がる可能性もあるかもしれませんね。
生田緑地周辺・川崎市多摩区・川崎市麻生区、その他近辺で住まいをお探しの方は、お気軽に当社までご連絡下さい。