川遊びに行く途中、車内で嬉しそうなびぼん

復活の日

エブリワンズ不動産BLOG

復活の日【その1】

皆様、ご無沙汰しておりました。
ずっと私のコラムをお休みしていて、ご心配をおかけしました。
時々感情が入って文章がおかしくなっていることをお許し下さい。

実は、昨年平成29年12月3日に、当社の看板犬マスコットガールであり、我が愛娘犬である「びぼん」が千の風になって、深い、深い、深い悲しみの中におりました。本物の家族であり、親友であり、支えであり、相棒だった「びぼん」、心の芯棒がぽっきりと折れてしまっていたのです。

2001年12月「びぼん」が来ました。11月1日ワンワンワンの日に生まれたムクムクで真っ白な毛でいっぱいの可愛い子が、車の中で、助手席の妻の背中に隠れたりしてすぐに甘えて来ました。この子と何があってもずっと一緒だと思っていました。

2歳~3歳の頃、甲状腺機能低下症で全身の毛がほとんど抜け、皮膚が黒ずみ、辛かった日々。それから妻の手作り料理が始まり、東京の獣医さんに通い、2年過ぎ、びぼん第一の復活の日が来たね。

犬 甲状腺機能低下症

そして、Reraという良いシャンプーとなよさんというかけがえのない友達にも出会えました。
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友達との出会いや、地元の獣医さんやスタッフさん、ご近所さんも心配してくれたり、助けてくれたり、びぼんのおかげで絆が広がっていったんだね。ありがとう。みなさん本当にありがとうございます。何かに向けて一生懸命になるって有難いことなんですね。思いが周りに通じ、周りからまた思いが帰ってくる。本当にご縁に恵まれました。びぼんのおかげでご縁が出来たことも、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、元気になったびぼんは湖や川で泳ぐのが大好きになりました。

復活の日【その2】

びぼんと一緒に行くのは、主に多摩川、葉山御用邸の近く、西湖、妻の実家近くの岩間海岸でした。

愛犬びぼんと水遊び

川遊びに行く途中、車内で嬉しそうなびぼん彼女は、泳ぎ出すと10分も20分も陸に上がって来ないこともある子でした。股関節形成不全が発症する可能性のあった子でしたので、ボール遊びやフリスビーなどで、激しく運動することを控えていました。また、元来、ゴールデンレトリバーは水際の鳥を持ってくる(レトリーブ)犬でしたので、泳ぎの得意な子は多いのです。

泳いでいる時の彼女は、気持ちよさそうで、その証拠に川や海が近づいて来ると、車の中でソワソワし始め、運転席の窓から、顔を出し、クンクンと匂い始めたかと思ったら、早く~早く~早く泳がせて~と言っているようでした。

実家に里帰りすると、お父さんに刺身をもらえるのが楽しみで、離れません。

お父さんが大好きなびぼん

大好きなんです。ここではイタズラもしました。お正月にお供えしてある「おちょこ」の日本酒を飲んでふらふらしてしまったり、海岸でヒトデを食べて、麻生獣医科医院の院長先生に慌てて電話で処置の方法を聞いたりしましたね。お父さんと私が囲碁を打っている時、私が負けそうになっていたら、石を動かしてくれたり、ちょこっと取っていったりすることもありましたね。

でも、君は総じて、おとなしくて、人には絶対に噛んだり吠えたりしなかったね。
長沢小学校に通う生徒さんと朝の散歩で会った時も、友達のお子さんが来た時も必ずじっとしていて、撫でてもらったら、ちょっとだけペロッとありがとうのチューをしていたね。

人が大好きだったびぼん

自宅では、毎朝、バナナをせがんでうちの母からもらってたね。でもそれは、親子の会話を持たせるために君が仕組んでくれたのかな。親子関係も、ちょっとしたことからこじれることもあるけど、すっかり溶かしてくれたね。ありがとう。

みんなで公園清掃したり、雪の大好きな君は、6箇所も公園をはしごしたこともあったね。幸せな日だったね。

公園清掃や雪遊び

12歳になる1か月前、肝臓がんの手術をしました。最初の手術を終えた後、緊急で1日2回の手術となったけど、若い先生の気づきと、びぼん自身の頑張りと、みなさんの支えがあって、立ち直ることができたね。凄い復活だったと思う。

手術

そして、予定通り12歳の誕生日を、長野の安曇野で祝ってもらったんだよね。12歳で手術というのも勇気がいることだったと思うけど、その後の回復をみれば受けて良かったんだよね。

安曇野で誕生日会をしてもらったよ

中華まんの皮が大好きだったびぼん少し体力が落ちてきて散歩の時間が短くなりがちだった12歳以降に、中華まんの皮目当てに、コンビニを2つも3つもはしごするようになって、また復活したね。

散歩でゆっくり歩くというのは、体にとっていいことだったのかな。目標(中華まんの皮w)があったのも良かったのかも。

今まで、奇跡ともいえる復活を何度も遂げて来た君が、去年12月3日とうとう千の風になってしまった。

去年の3月に痙攣発作をおこして倒れてから、復活して、また散歩ができるまでに回復してくれたけど、9月に2回目の痙攣発作が来てしまったね。それでもまた君は復活して、最後に僕たちに素晴らしい思い出写真を撮らせてくれるかのように、早野の公園を歩いてくれたね。その時は、本当にまた元気になってくれると思ったけど。でもあれは、君が最後に振り絞って出してくれた力だったんだよね。本当はそのことをずっと忘れてはいけなかったんだよね。びーたんは強い子だったのに、僕はこの日が来るまで1年近くかかってしまったね。

15歳まで生きてくれた「びぼん」ですが、犬にも人にもその日が来るという事を、わかっていながら、ずっとずっと避けていました。

今回、本当に多くの方に、深く強く支えてもらいました。家族に、ご近所様に、先輩に、友人に、仲間に、ネット友達に、友達わんことその家族に、お客様にも力を頂き、やっと復活することが出来ました。

あの時、「泣いていいんだよ、今は泣くときなんだよ」とfacebookやSNSで声をかけてくれた友人がいなかったら、
あの時、「近くで支えてくれた家族や仲間がいなかったら」
あの時、「びぼんは帰って来るよ」と声をかけてくれるアニマルコミニュケーターの友人がいなかったら
あの時、「代わりに仕事をしてくれる仲間がいなかったら」
・・・・・・

ずっと感謝の気持ちを伝えたかったのですが、書き出すと「びぼん」の事を思い出してしまい、筆が進まなくなってしまい書けませんでした。

でも、今日はびぼんが肝臓がんから退院した日(10月15日退院 10月25日抜糸)第2の復活の日なのです。そして、このところずっと調子が悪かった私の喉の調子もやっと良くなって来たようです。
これからは、感謝の心で、皆様にお役に立てる仕事をしてまいります。
どうぞ、末永くお引き立てのほど、宜しくお願い致します。

とっくんとびぼん

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