このたび、広島県岡山県など中国地方西日本を中心に、『平成30年7月西日本豪雨』の被害が出ています。お亡くなりになられた方へ心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、悲しみの中にありますみなさまに、心からのお悔やみ申し上げます。また、被害に遭われている方の一日も早い回復と復興をお祈り申し上げます。
私の姉家族が東広島、父方の出身が岡山県笠岡市~倉敷市という事で、縁の深いところですが、今もまだ注意が怠れないということでもあり、祈るしかありません。
当社(一戸建て)の外壁塗装
さて、先週、当社(住居兼用)の外壁塗装が完了しました。
外壁塗装の目的は、大まかに3つあると言われます。
- 外壁の風化を防ぎ、雨等の水の浸入を防ぐ
- 見た目を美しく
- その他の付加価値
(中のお部屋の温度を下げるサーモiや汚れの落ちやすいフッ素加工…etc)
大まかに3つと最初に書いておきながら、1つめから、二つの事柄を並べとるやん!という、つっこみを受けそうですが・・・お許し下さい。
目的によって、成分の違うペイントを使ったりしますので、このように書きました。
雨水の浸入等がないかを調べる方法
雨水の浸入等がないかを調べる方法としては、目視や赤外線サーモグラフィー、雨漏り専門調査などもありますが、専門的かつ高額だったりしますので、雨染み等がなければ、水分測定器↓である程度わかることもあります。
内部の木部を調べらる点検口があれば、水分測定器で、何%位あるか測定出来ます。
測定によって、実際に水が浸入しているかどうか概ね推測できます。使用している木材の種類や部位、新築時の状況等によって値は異なってきますが、目安として15%以下が理想です。20%以下を維持していれば、腐朽菌の繁殖が抑えられシロアリ被害の発生もしにくくなります。(ヤマトシロアリ)
尚、西日本エリアや関東地区でも海岸沿い等、一部イエシロアリが生息しているとの報告もあります。イエシロアリは被害が大きいのでより注意が必要です。また外来種ではとんでもないものもいるようです。蟻道(コンクリートなどの基礎に土の道のようなものが出来ていたら要注意です)を見つけたら、すぐに相談して下さい!
外壁:サイディング
当家の場合、サイディングという種類の外壁であり、最も多く言われる10年~12年周期で行う外壁塗装よりは、少し遅れて15年目で実施しました。実際、行う時のポイントは、劣化状態などを見て決めるべきという事が一番にありますので、まぁまぁ良い時期かなぁと思っております。
最近のサイディングの場合は、コーキングが劣化して来たとしても、その下の継ぎ目部分が、しっかりケアされているものもあり、慌てる必要はないというケースも多いのですが、もし、雨が浸入して、柱等の構造上主要な部位の木部が腐食したり、断熱材部分に侵食すると、直すのに結構なお金もかかるため、早めにしておけば却って経済的だったりします。
最近は、キャンペーン的に非常にお安く提供してくれる業者さんもありますので、チョーキング現象と言われる、外壁を触るとチョークのような粉が出てきた方や、ひび割れや苔等のある方は、一度見てもらってもよいかも知れません。建物も、自身の身体もそうですが、早め早めの健康診断が一番なんですよね。。。
カテゴリ: エブリワンズ不動産BLOG サイディング, 外壁塗装, 水分測定器, 雨水の浸入