残代金決済・お引渡し(1)

不動産コラム

緑も濃くなり、ちょっとづつ夏の暑さが近づいて来ているのを、感じる今日この頃です。皆様お元気でおすごしでしょうか?どうぞご自愛下さい。

今週、残代金決済・お引渡しがありました。私は、買主様側の仲介をさせて頂きました。2週間前に、売主様の抵当権抹消書類が見つからないなどのハプニングがありましたが、無事解決し、お引渡しとなりました。

 住宅ローンを全額払い終えている方は、早めに抵当権の抹消手続きに行ってくださいね。場所は管轄の法務局です。お忙しい方は、司法書士の先生に依頼されてもOKです。数万円で引き受けてくれます。←これは売買するしないに関わらず、行った方が良いです。無くすと余計な費用がかかる場合があったり、手間がかかったりします。

残代金決済・引渡し前のチェック事項

20140602残代金決済・引渡し前のチェック事項として、

  1. 建物・設備の故障不具合等確認
    (空家になっている場合)直前に売主様がお引越しされる場合は、決済当日にすることもあります。
  2. インフラの確認
    特にガス会社に開栓チェックを引渡しから7日以内(できる限り早く)にしてもらえるよう手配。
  3. 境界の確認
    (契約までに確認出来ていない場合)
  4. 火災保険の確認
    (今回、漏電についてのご質問がありました。保険会社やプランにより対応が様々あると思いますので、要確認です。※1
  5. 仮郵便受け・仮表札等の設置
    (売主様の許可が必要です)住民票を異動した場合、早々に書類が送られてくる場合がありますので。
  6. 必要書類
    (実印・必要額が入金済みの預金通帳・通帳印・身分証明書)の確認 ※2※3

以下は、不動産仲介業者や司法書士・売主様などが確認用意します。

  1. 売主様側の抵当権抹消関係書類及び買主様の抵当権設定関係書類
  2. 印鑑証明書・住民票等の必要書類
  3. 物件状況報告書等に記載されている引渡し書類一式

などがあります。ご確認下さい。

※1 今回のプランでいうと、設備そのものの故障(床暖房設備や冷蔵後等)について、その設備に対する保証はありません。(製品に対する保険ではないため)しかしながら、それが元で家事で家が燃えてしまった場合、火災保険の適用が受けられます。但し、危ないとわかっている状況を放っておいたなどの重過失がある場合は、保険が下りないかもしれませんので、ご注意下さい。

※2 住宅ローンを組まれる場合、住宅ローンを使う通帳の中に、残代金、諸費用分を全額入れておくと便利です。事前に引き出して現金で持って行かれる場合は、(本来ありがたいことではあるのですが、)無くす危険もあり、また数えなおす手間もかかります。

※3 金銭消費貸借契約時や売買契約時に不足していた書類があれば、そちらの確認もしておきましょう。

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