これからワンコを迎える方も、既に家族の一員の方も是非読んで頂きたい!犬のプロから学ぼう!わん!わん!コラム

クーラー

わんことクーラー

ドッグトレーナーのコラム

立秋も過ぎ朝晩など暑さが和らぐひと時もあり虫の音色も秋の気配。

でもわんこ達にとってはまだまだ暑い!曇りの日でも湿度が高かったりすれば熱中症になります。

先日、クライアントさんからとても怖いお話を聞きました。と言っても真夏の怪談ではありません!

クーラーどんな話かというと、仕事から帰宅したらクーラーをつけて出かけたはずなのに部屋がムッと暑かった、と。お留守番していた2頭のわんこ達は元気にお出迎えをしてくれたもののクーラーが効いていないため息遣い荒く暑そうにしていた、というのです。

どのくらいの時間クーラーが効いていなかったのかは分かりませんが、急いで体を冷やしてあげて事なきを得たそうです。後で分かったことは、本体・室外機共に作動していたのですが、本体の冷却ファンが故障した為、ただの送風状態となっていたそうです。

似た事例として先端技術の「人感センサー」。人間が部屋にいる・いないをセンサーで感知し節電するエコな機能ですが犬を感知してくれず不在時状態になる危険性がありますので、設定で人感センサーOFFにする必要があります。

愛犬が熱中症でぐったり・・その時の応急処置

自分が帰宅したら部屋が暑く愛犬がグッタリ、なんて想像しただけでも恐ろしいです。

もし万が一、熱中症でグッタリしていたら・・・まずはお風呂場に担ぎ込み冷水をかけ体を冷やしてあげましょう。特に頭・わきの下・内股(前足・後ろ足共に内側)に太い血管が通ってますのでそこを効果的に冷やします

犬の熱中症・応急処置意識レベルや重症度によっても適切な初期対処が変わってくると思いますが、意識があり水を飲めるようなら飲ませます。意識が怪しいなら誤飲の心配もありますので無理をせず。

また意識はあり、尚且つお水をかけられるのは大嫌い!というわんこには返って興奮させて体温を上げかねないので体に水をかけるのではなく保冷剤を使いましょう。

もし保冷剤がない場合、冷蔵庫の中にある冷えたペットボトルや袋入りの食材などが保冷剤の役目を果たします。

上記はあくまで応急処置のひとつです。すみやかに獣医師に相談し診てもらいましょう。元気そうに見えても臓器がダメージを受けている場合もありえるからです。

夏場のわんこの命綱、クーラー。
便利なクーラーをそれぞれに合った方法と考えうる危険性を考慮し、上手に使いこなしましょう!

近年のうだるような熱波。都心部なら特にクーラーなしではわんこを飼うことは難しいのではないでしょうか。今回のお話の故障も怖いですが、落雷などによる停電も同じように怖いところです。

停電がすぐに復旧見込みがない場合は、車のクーラーに頼らなければならない時もあるでしょう。(車に慣らすトレーニングをしていれば、お互い安心度は増しますね。)

停電から復旧しても、わんこと一緒に家にいる場合であれば再びクーラーを作動させることができますが、もしも留守番させている場合には電気が復旧してもクーラーは止まったまま!というのが大問題です。

最近ではクーラーのオン・オフをスマホからの遠隔操作でができるものもあります。お出かけ先から室内温度を見れたり、必要であれば操作ができます。(クーラー本体とは別売りの無線操作用の機械やスマホアプリなどが必要なようです。)

これはとても便利ですが、快適性の裏には危険性もあり、よく理解して使う必要もあります。それぞれの機種にもよると思うのですが、“安全対策の為“という規制もあります。遠隔操作後、決められた時間内に本体で操作し直さなければ遠隔操作したことは無効になる、などです。これは誤作動による事故を防ぐためだそうです。

クーラー再始動のアナログな方法としてはご近所ネットワークでしょうか。ご近所さんや犬友達に緊急連絡先を交換できるような信頼関係が構築されているのであれば、停電時などにお知らせをもらえるような約束を取り付けるのも方法だと思います。
ただ、そのお知らせで外出先から大至急戻れればクーラーの再始動ができますが、戻れない場合もありますよね。

事前に鍵を預けておいて・・・なんて今のご時世なかなか難しいですよね。
ひと昔前なら「出かける際はお隣さんに一声かけて」なんて標語がありましたが。知り合いとはいえ他人に鍵を預けるというのは・・・もちろん預かる側だって責任重大です。

セキュリティ会社に防犯だけでなく停電時などのクーラー復旧をお願いしているという方もいらっしゃいました。また、マンションで管理スタッフが常駐しているようなところで、万が一の時はクーラー復旧をお願いしている、という方も。

何にしても飼い主さんがいない時にわんことよその方が対面にすることの問題もあります。顔見知りだとしても、飼い主さんのいない状況では何が起こるか分かりません。わんこからしてみれば侵入者ですから。また、扉の開け閉めに配慮が不十分で逃走、なんて事故もあり得ます。それはお願いした方もわんこも責められません。玄関を開けただけで外に出られてしまう状態でのお留守番にならないようにする必要があるかもしれません。

夏場のわんこの命綱、クーラー。
便利なクーラーをそれぞれに合った方法と考えうる危険性を考慮し、上手に使いこなしましょう!

20150818-3


わんわんコラムの著者紹介

WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋美和プロフィール
WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋の生い立ちから現在・・・1979年12月:誕生。先代犬メリー(柴犬)に色々と教えられる 1996年11月:認知症等の介護の末、18歳でメリー大往生 1998年4月:動物の専門学校へ入学…目標を見失い約1年程授業に身が入らず 1999年夏:犬の問題行動に興味を持ち勉強再始動。師となる英国式家庭犬トレーニングの森山先生と出会う 1999年11月:里親として愛犬といちを家族に迎える 2001年3月:専門学校卒業。森山先生を師事し共に活動。その後、辻も加わる 2003年3月:森山先生、辻と共に英国APDT協会のトレーナー資格取得 2007年1月:辻と独立、ウェルビードッグスクールを立ち上げる

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