これからワンコを迎える方も、既に家族の一員の方も是非読んで頂きたい!犬のプロから学ぼう!わん!わん!コラム

わんこと掃除 ~被毛~

ドッグトレーナーのコラム

新年のスタートの一月。
年末に大掃除をし清々しく新たな年を迎えられたかと思いますが、わんこと暮らしていると掃除は年末年始に関わらず日々のことですよね。

わんこと暮らしていると、お散歩でのお土産(枯草や葉っぱ、ひっつきむしの種子なんて最悪ですよね!)や泥、砂、花粉などと言った外から持ち込まれるものと、毛やフケやヨダレ(超大型犬がいるとブルブルした時に天井にまでヨダレが飛びます!)などのわんこ自身から出るもの、が掃除の対象と言えます。今回はわんこの毛の掃除に関してトレーナーの視点からフォーカスしてみたいと思います。

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まずは毛の長さや毛量、毛質というのは犬種によってタイプ(特徴)があります。よく「どんな犬種が飼いやすいですか?」と質問を受けますが、『飼いやすい=自分のライフスタイルに合うか』とも言い換えられますので、選ぶ際にどんなタイプのわんこを選ぶかということはとても重要と言えます。一口にタイプと言っても、「被毛」や「手入れの仕方」の他にも「性格」や「特性」、「成長した時の大きさ」や「必要な運動量」など…このひと項目ずつコラムが書けそうな内容ですのでそれはまたの機会にしますが、これらが自分に合っていなければ苦労するか飼いきれなくなる可能性まで出てしまいますので事前の情報収集が鍵を握ります。

イメージ的に短毛種の方が掃除が楽!と思われがちですが、実はそうではない一面もあります。例えば、ラブラドールレトリバー(写真左)とゴールデンレトリバー(写真右)は全体的に似ていますが外観では毛の長さが違いますね。

ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバー

ラブラドールの短い毛はどちらかというとパラパラと舞い散りやすく、布などに入り込んだり刺さったりしやすいのです。それを掃除しようとなると掃除機とコロコロを交互に何度かやらねば取れない事があります。

ラブラドールよりも毛の長いゴールデンレトリバーの場合は抜け毛同士がまとまりやすく布などについても掃除機とコロコロの一巡で掃除できたりします。

ただ毛の長さに関わらず、電気コードの周辺などは火災予防の為にもこまめに掃除したいものです。またエアコンのフィルターもわんこがいないおうちに比べてこまめな掃除を心がけたいものです。

犬のブラッシングアイテムさて、お部屋を掃除することも大事なのですが、なるべく抜け毛を部屋に落とさない「ブラッシング」をしてあげることも重要です。長毛種には①コームと②スリッカーや③ピンブラシを。短毛種は④⑤ラバーブラシなど、それぞれに合うブラシを使用しましょう。ブラッシングは死毛を取り除くだけでなく、新陳代謝を促進しマッサージ効果や健康チェック(病気や怪我の早期発見)にもなりますのでどんな被毛のわんこでもブラッシングは日課にしたいものです。

また、最初に挙げたようなお散歩でのお土産のひとつ、ひっつきむしなどの種子は⑥フェイスコーム(=ノミ取りくし)を使うと取り除きやすいです。

被毛の話題でもうひとつ。わんこを購入する際の話で売り手側が「この犬種は毛が抜けないからお手入れが楽ですよ」と言ったようなことを言われたら要注意です。

わんこの毛質には、アンダーコートとオーバーコートの両方を持つダブルコートと言われる種類と、オーバーコートのみを持つシングルコートと言われる2種類があります。

春と秋の換毛期を迎えるとアンダーコートがゴッソリと抜け変わります。ということはアンダーコートを持たないシングルコートのわんこはバサバサと毛が抜け落ちることがありません。人気ナンバー1のトイプードルはシングルコートの代表的存在で「毛が抜け落ちにくいので犬の毛のアレルギーを持つ方も比較的飼いやすい」という話から人気も高いです。

確かに毛が抜け落ちにくいのでお部屋の掃除はダブルコートのわんこに比べ楽と言えます。

でも抜けにくいから「手入れをしなくて良い」と言うことではなく、裏を返すと「自力では抜けないのだから手入れは必須」ということです。日々のブラシを怠れば毛玉ができ皮膚にも負担がかかり衛生面でも良くはありません。

その辺りの話は売り手側に説明の義務があるのですが、説明不足や勘違いをさせてしまうような話に惑わされないようにしましょう。

わんこと暮らすことは楽しいこともたくさんありますが、飼うということはある意味手間がかかるのも事実ですよね。飼うのに楽なわんこなどいません。それらも全部ひっくるめて、手間を惜しまず愛せるとわんことの素敵な毎日が過ごせるのではないでしょうか。そんな幸せなわんこと飼い主さんが増えることを願っています!


わんわんコラムの著者紹介

WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋美和プロフィール
WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋の生い立ちから現在・・・1979年12月:誕生。先代犬メリー(柴犬)に色々と教えられる 1996年11月:認知症等の介護の末、18歳でメリー大往生 1998年4月:動物の専門学校へ入学…目標を見失い約1年程授業に身が入らず 1999年夏:犬の問題行動に興味を持ち勉強再始動。師となる英国式家庭犬トレーニングの森山先生と出会う 1999年11月:里親として愛犬といちを家族に迎える 2001年3月:専門学校卒業。森山先生を師事し共に活動。その後、辻も加わる 2003年3月:森山先生、辻と共に英国APDT協会のトレーナー資格取得 2007年1月:辻と独立、ウェルビードッグスクールを立ち上げる

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