花。俳句の季語では春を現す言葉。花は春以外にも咲きますが、やはり桜を代表とする花々のつぼみが開く、まさに春爛漫!「草が化ける」と書いて花!
日々の愛犬とのお散歩で皆様も春を感じていらっしゃることと思います。
(ぜひ「わんこと四季~秋~」も合わせてお読みください!)
特に春は絵になる風景が多いと感じます。
私自身、幼い頃から動植物に囲まれて育ち親しみがあるはずなのですが、愛情や興味は動物(とりわけ犬猫)に偏り、なぜか植物への知識や思い入れは低いと感じています。なにせサボテンさえも枯らしてしまうもので…。
そんな植物への興味が薄い私でも花が咲いていると、わんこと一緒に写真を撮りたくなるのです。
わんこからしてみたら「花よりオヤツ」もしくは「花よりさんぽ」というわんこが大多数だと思いますが。
ところであなたの愛犬の「イメージ花」ってありますか?
私の相棒といち君は「菜の花」のイメージがピッタリでした。
菜の花の黄色がといちの毛色と近いということもありますが、黄色は太陽や光をイメージする色でもあります。といちは太陽が大好きでした。真夏の暑~い日でも日向ぼっこをしていました。
太陽に向かって目を閉じて…何だか太陽と交信しているかのような姿です。
しかし太陽のイメージとはいっても「ひまわり」のようなランランとした大きな太陽のイメージではないのがといちの内面の印象なのです。
菜の花の花言葉を調べると「小さな幸せ」と出てきます。古くから庶民の生活に根差した存在の菜の花は「ささやかな幸せ」の象徴とのこと。
といちのイメージにぴったりだな~と感じたので「皇室のお印の花」のように、といちのお印の花は「菜の花」!と決定しました。
そして、といちが虹の橋へ向かい1年が経った頃の出来事です。庭に一本だけ菜の花が咲いたのです。ご近所のどこかから種が飛んで来ていたのだと思います。その咲いた場所というのがよくといちが日向ぼっこをしていた場所だったので何だかといちからメッセージを貰った気持ちになりました。
その後、その一本から種を採取して大事にとっておいてあります。
「わんこと花」を語るのにもうひとつ思い入れのある花との写真があります。
これはこのサイトの管理人2号さんが撮影してくれたものです。この写真を頂いた時、雷に打たれたような気持ちになったことを覚えています。被写体の良さを引き出しているカメラマンの腕!何より被写体抜群に素敵だぞ!(親バカ)。
この自然な表情。その視線の先には私がいます。「こんな風にいつも見られている♪」と嬉しくもなりました。この時、といちは5歳。この写真を一目見て「これ、といちが死んだら遺影にする」と宣言しておりました。元気な時に縁起でもない話ではありますがそれくらい気に入り、そして本当にこれ以上の写真が出ず本当に遺影として飾ってあります。生前お世話になった方達へのお礼のメッセージカードとしてもこの写真を使わせてもらいました。
そんなに気に入って飾ってある写真ですが、さすがに植物に疎いわたくし。…このお花は何の花ですか?お詳しい方、情報求む。
皆さんと愛犬との思い入れのある花、愛犬のキャラクターにピッタリな花、ありますか?
カテゴリ: ドッグトレーナーのコラム コラム, 春の植物と花, 犬