これからワンコを迎える方も、既に家族の一員の方も是非読んで頂きたい!犬のプロから学ぼう!わん!わん!コラム

犬 ウィンターノーズ 冬の鼻

わんこと四季~秋~

ドッグトレーナーのコラム

10月に入り秋冬モードに。11日には富士山初冠雪。今年も今月を入れて3か月です。
朝晩は肌寒いこともありますが、暑さの方が苦手なわんこ達にとったら涼しいくらいが散歩にはちょうど良く心も体も踊るようです。

先日はわんことお散歩中、崖の上の方を熱心に嗅いで「何かある!?」って言っているようだったので一緒になって探してみたら「蛇の抜け殻」がありました!人間には分からないニオイで気付いたのでしょうね。

このようにわんことの生活では犬のいない生活では気付かない発見や気付きをもらえることがあります。中でも毎朝のお散歩では季節・日本の四季を体感することができます。
家を出た瞬間に感じる温度や湿度、太陽の高さや光量、空の高さ、木々の色彩や薫り、草花や虫などの移り変わりなど。五感をフル活用できるのです。

犬と四季

わんこを見て四季~秋~を感じるのは、換毛期のある犬種で冬毛に生え変わるべく毛がどんどん抜け始めると「もうすぐ冬か」と思いながらブラッシングをします。
夏の寝相はお腹を上に向けたり手足を伸ばしてノビノビ寝ていたのが、秋から冬はシッポとお鼻がくっつくように丸くなって寝たりと変化があったりもします。

他にも秋以降、寒くなってくると「ウィンターノーズ」といって黒いお鼻がレバー色に色が抜けてしまうわんこもいます。日照時間が関係しているとも言われ、この「冬の鼻」現象は特に健康上問題はなく、夏に近づくにつれて元の黒い色に戻る場合もあります。

犬 ウィンターノーズ 冬の鼻

秋の季節で厄介といえば、わんことの散歩の時にくっつく「ひっつき虫」。
わんこの毛や洋服にくっついてくる実です。小さい粒や細長いものがあり、チクチク・トゲトゲしていて簡単には取れないあいつらです。

わんこ達にとって森の茂みなどはとっても楽しいアドベンチャー。
雑木林に顔を突っ込んで帰ってみると耳の下や前胸・お腹の毛にビッシリで「ひえ~!」と取るのに苦労したことのある飼い主さんは多いはず。
それでもあの楽しそうなお顔を見たらダメ出しはできないのですけどね。

短毛種であればそんなに苦労せず取れると思いますが、短毛種以上の毛の長さだと毛をかき分けると隠し財宝のように「ひっつき虫」を見つけることも。
そんな隠し財宝の「ひっつき虫」をパラッと落とせるのがフェイスコーム(ノミ取りぐし)です。(『わんこと掃除~被毛~』で写真があります。)

いかにも「ひっつき虫」があるようなエリアにお散歩に行く時には、毛の長い部分をカバーできるような服やレインコートを着用させるのも手です。そこで注意!フリース素材や毛糸素材の服はおすすめしません。取る気も失せてしまうからです!

イチョウ並木と犬

せっかく素敵な四季のある日本。わんこと楽しく小さい秋の発見をしにお外に行きませんか?!

枯れ葉のカサカサにウキウキするわんこ。
イチョウの色とのコントラストが綺麗なわんこ。
熟した柿の実をみつけ、花よりだんごなわんこ。

どんぐりのいっぱい落ちている道を「肉球イテテッ」と、まるで足ツボ刺激された人間のようにチョコチョコ歩く姿なんかもまたカワイイのです。

秋のフィールドでわんこの視線の先を追ってみましょう!


わんわんコラムの著者紹介

WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋美和プロフィール
WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋の生い立ちから現在・・・1979年12月:誕生。先代犬メリー(柴犬)に色々と教えられる 1996年11月:認知症等の介護の末、18歳でメリー大往生 1998年4月:動物の専門学校へ入学…目標を見失い約1年程授業に身が入らず 1999年夏:犬の問題行動に興味を持ち勉強再始動。師となる英国式家庭犬トレーニングの森山先生と出会う 1999年11月:里親として愛犬といちを家族に迎える 2001年3月:専門学校卒業。森山先生を師事し共に活動。その後、辻も加わる 2003年3月:森山先生、辻と共に英国APDT協会のトレーナー資格取得 2007年1月:辻と独立、ウェルビードッグスクールを立ち上げる

川崎市麻生区の不動産、株式会社BBTエブリワンズホームへの各種お問い合わせはこちらから

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