紅葉も色づき秋も深まってきました。
シニアのわんこはお散歩時間帯によっては体が冷えて堪える季節ではとお思いますが、若いわんこ達にとっては絶好調の遊びの季節ではないでしょうか。
この時期のお遊びとして「落ち葉アクティビティ」が色々と楽しめます。
カサカサ、パリパリ。
落ち葉を足で蹴り上げたり、落ち葉を両手に抱えて宙に向かって放ったり。
箸が転がっても楽しいお年頃のわんこにとったらこれだけでも楽しい自然のおもちゃ。
水辺を走って自らの水しぶきにハッスルするわんこのように、落ち葉しぶき(?)を追っかけながら走り回る子もいるでしょう。
一枚の落ち葉を高いところから落として、ハラハラと舞い落ちるはっぱをダイレクトキャッチできたら拍手喝采!とかも盛り上がります。
軽い落ち葉は奇想天外な落ち方をして予想が困難です。それを見事にキャッチできたらスゴ技!称賛された愛犬も鼻高々で心が自信で満たされるのではないでしょうか。
こういったアクティビティは、おませな女子わんこや大人の階段をのぼってしまったわんこ達には冷めた目で見られることもあります。私だけ落ち葉で盛り上がっていると「まったく、ガキね~」と、おませ女子わんこから冷めたい視線が(笑)
でも!おとなわんこでも楽しんでもらえる落ち葉アクティビティもあります!
大好きなオモチャがある場合、そのオモチャを落ち葉の中に隠した宝探しはテッパンです。隠し方などでわんこによって難易度を考えます。
最初は発見しやすくするために落ち葉の中にオモチャを投げ入れたりしますが、深さのある落ち葉に思いっきり埋もれさせては難易度が高過ぎです。
難易度はオモチャの色合いによっても変わります。例えば真っ白いオモチャは落ち葉とのコントラストがハッキリしているので、奥まで入っていなければ見つけやすいです◎
落ち葉の中での宝探しが分かってきたら隠し方にもひと工夫。
わんこを落ち葉から数メートル離れたところに繋ぐか待たせるかしてから落ち葉の中にオモチャを隠します。その際に隠した場所だけでなく、その周辺のはっぱを触ってかき乱したり隠すふりをすると難易度が上がります。
隠す範囲も最初は限られた1ヵ所の狭い範囲の落ち葉でやって、探すモチベーションが上がるにつれて範囲を広くしたりとマンネリにならないように愛犬のモチベーションに合わせて変えていけると良いと思います。
なかなか見つからなかった後、次にやる時は簡単に見つかるようにセッティングしたりと、難しくし過ぎて愛犬の自信を落とさないようにすることも大切です。
その為には観察が肝です。気が散っているような視線、1ターン終わった後に「たのしーね!」というアイコンタクトが来るか「あっちのほうが楽しそうだなー」とよそ見をしているのか。続けてもOKか、それとも休憩を挟んだほうがよいか、愛犬との会話を大切にしながら進めていけると理想的かなと思います。
落ち葉での宝探しはオモチャに限りません。そのわんこが「宝」と思うものを隠すのが大事ですので匂いの強いオヤツを使ってのフードサーチも楽しいです。
土や落ち葉の匂いの中からオモチャやオヤツを見つけ出す作業は、作業意欲を満たす楽しいアクティビティになるでしょう。そして「宝」を見つけた際には「よく見つけたねー!私もそれ探してたんだよ!あなたはスゴイねー!」と称賛を送りたいものです。
最後に注意点!
落ち葉を踏むとパリッと心地よい感触がするので、大きなはっぱの落ち葉をパリッ、パリッ、と踏みながら歩いていた時のことです。同じく落ち葉だと思って踏んだソレははっぱではなくウ○チでした…。
落ち葉の中でウ○チをされると同化してしまって拾い損ねることがあるのだと思います。そんな取り損ねウ○チの悲劇が起こらないように、また他の事故につながるような物が落ち葉の中に紛れていないか、遊ぶ前には一通り遊ぶエリアのチェックをしてから遊ぶことをお勧めします!