これからワンコを迎える方も、既に家族の一員の方も是非読んで頂きたい!犬のプロから学ぼう!わん!わん!コラム

犬の点呼

わんこの点呼

ドッグトレーナーのコラム

犬の点呼

今回のコラムは「わんこのてんこ!」なんだか響きが良い^^さて、いったい何の点呼でしょうか?

おうちの中で点呼

わんこってかわいいもので、どんなに広いおうちにいても大抵は隣にいたり、目の届く範囲にいるのではないでしょうか。ワンとヒト、群れ(家族)で暮らすもの同士、あるべき距離感が近いのでわざわざ点呼しなくとも大丈夫そうですね。

ただわんこにだってひとりになりたいこともあるものです。それは疲れをしっかり取りたい時などが挙げられます。私の相棒・といちは、疲れている時や逆に満足していて「本日の営業は終了しました!」という時は、2階の自室ハウスの奥でグッスリ休んでいました。独立心が強い傾向だったこともあり、人間の近くと遠くを上手に使い分けていました。(その場所が安心できるかどうか、というのも判断材料になるかと思います。心の余裕や自信のある場所では飼い主から離れても平気な傾向。)

  • 軽いお昼寝程度→ソファ、日当たりの良い窓際、ハウスからはみ出し寝。
  • より熟睡したい時→ハウスの奥。

上記の状況・場所がといちの点呼・点検スポットです。(ここで言っている点呼・点検はどこにいるか確認するためであって、起こしたり呼ぶことが目的とは限りません)

おもちゃの点呼

わんこにとって重大な点呼・確認事項。それはおもちゃの点呼・確認です。(→あせてコチラの記事もどうぞ「わんことおもちゃ」

「そういえば最近あのおもちゃ見ないな」なんてこと、ありませんか?!
ソファの下や思ってもみない隙間に押し込まれていることもあります。しかし、どこを探しても見つからない場合。恐ろしいことです。おもちゃに足が生えて家出してしまったのかもしれません。

逃げ出すおもちゃ

…んなわけないですね。そう、勝手に消えることはないのですからどこかにあるはずです。
一番恐ろしいことはわんこのお腹にある場合です。

壊れやすい物は与えない・与えっぱなしにしない、与える時は目の届く時に、などの配慮が必要です。

骨をかじる犬

またガム系など齧って飲み込めるくらい小さくなっていないか、確認しましょう。小さくなったものは誤飲事故の原因にもなりますので「今まで活躍してくれてありがとう」と言ってお礼を言ってわんこが散歩などで不在の時に引退させてあげましょう(わんこが齧っている最中などに奪い取ることはお勧めしません)。

“若いわんこなのに原因不明で元気がない”なんてことありませんか?

何か異物がお腹の中にあり、元気・食欲がなくなることがあります。異物事故が多いのがラテックス製のキューキューなるおもちゃとか綿の入ったぬいぐるみなどが多いです。また、ゴルフボールやトウモロコシの芯などを飲み込む事故もあります。「そんなの大きくて飲み込めるわけないでしょ」と思われる方も少なくないと思いますが、色々な状況が重なると事故は起こりえます。

以前、トレーニング前のカウンセリングで「うちの犬はトウモロコシの芯が大好きで与えている」というので危険性を伝え、更に代わりになるようなおもちゃをお勧めしました。

ご理解いただき了承を得たはずのその数日後「犬の具合が悪い。助けて欲しい」と夜中に大学生のお兄ちゃんからSOSの電話がきました。他のご家族は出張や旅行で出掛けていて、運転免許のないお兄ちゃんには動物病院に連れていく術がなかったのです。大雨の夜中すっ飛んで行きました。

まずは散歩で変な物を食べなかったか、何かなくなっているおもちゃ類はないか確認。「おもちゃは全部ある」「散歩の拾い食いの可能性は低い」ということで、具合が悪くなった原因は他にある。他を考え始めた時にお兄ちゃんが重い口を開いてくれました。

「実はカウンセリングの後にトウモロコシの芯をあげました」と。

「ダメだと聞いたけど嬉しそうに齧っていたから」と半分に折ったトウモロコシを芯ごと「これが最後だよ、とあげました。どこにも落ちていないので食べたはずです」との告白。

その後、夜間救急動物病院に搬送し検査にて胃の中に異物ありの疑い濃厚。容体から緊急開腹手術となり腐りかけのトウモロコシの芯が摘出されました。

甘く考えてしまった代償、お兄ちゃんは「本当に申し訳なくかわいそうなことをした」と猛省していました。その後順調に回復したのは不幸中の幸いでした。

「食べないように教える」以前に「食べてしまうような環境を作らない」ということが大前提です。人間のウッカリや甘さが、わんこへしわ寄せがいったり、わんこのせいにしたりなんてしたくないものです。

不慮の事故が起こらぬよう与える物の選定と日頃からの点呼・確認で安心・安全・健やかな生活を!


わんわんコラムの著者紹介

WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋美和プロフィール
WELLBE DOG SCHOOL ウェルビードッグスクール 刈屋の生い立ちから現在・・・1979年12月:誕生。先代犬メリー(柴犬)に色々と教えられる 1996年11月:認知症等の介護の末、18歳でメリー大往生 1998年4月:動物の専門学校へ入学…目標を見失い約1年程授業に身が入らず 1999年夏:犬の問題行動に興味を持ち勉強再始動。師となる英国式家庭犬トレーニングの森山先生と出会う 1999年11月:里親として愛犬といちを家族に迎える 2001年3月:専門学校卒業。森山先生を師事し共に活動。その後、辻も加わる 2003年3月:森山先生、辻と共に英国APDT協会のトレーナー資格取得 2007年1月:辻と独立、ウェルビードッグスクールを立ち上げる

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